髪と頭皮にやさしい天然由来弱酸性アミノ酸シャンプーのすすめ

アミノ酸とはどんなもの?
タンパク質を構成する最小の成分がアミノ酸です。

自然界には数百種類のアミノ酸が存在しますが、私たちの体を構成しているのはわずか20種類のアミノ酸。この20種類のうち、体内で合成できない9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれ、食べ物から摂取する必要があります。残り11種類は「非必須アミノ酸」と呼ばれ、体内で合成することが可能なアミノ酸です。

また各アミノ酸は、それぞれ筋肉や内臓、皮膚、髪の毛さらにはDNAなど、体の組織のもととなっています。組織内にとどまらず、血液中に蓄えられ体内を循環するアミノ酸を「遊離アミノ酸」と呼びます。この「遊離アミノ酸」はアミノ酸が不足した組織に取り込まれ、体内の組織をつくるタンパク質のもととなります。

そして、毛髪を構成しているのがケラチンタンパク質。グルタミン酸、シスチン、ロイシン、アルギニン酸、セリン、アスパラギン酸、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、プロリン、グリシン、チロシン、パリン、アラニン、フェニールアラニン、リジン、ヒスチジン、ヒドロキシプリンの18種類のアミノ酸が結合してできているタンパク質です。

この18種類のアミノ酸が「毛母細胞」に運ばれることで新しい髪の毛が生まれるのですが、その際にアミノ酸を運搬する酵素、それをサポートする補酵素であるビタミンやミネラルがないと正常に働くことができません。

健やかな髪の毛を育てようと思ったら、ケラチンタンパク質のもととなる18種類のアミノ酸に加え、酵素とビタミン・ミネラルが必要となります。それらの成分を食事でバランスよく摂取するのはもちろん、アミノ酸系の成分がきちんと配合されたシャンプーを選ぶこともおすすめです。
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